高さ75m.基壇面積220u

 その高さは日本一とされている。越前大仏のシンボルともいえる五重塔は大仏殿の左前方に聳える大師山の麓に美しい五層の反り屋根を反映してその気高さと優雅さを誇っている。

大仏参拝に来られて一番先に目にとまる建物である。また塔の屋根の上にとりつけられている相輪には九輪〔法輪〕と呼ばれる九つの輪が組まれ、その先端こ水煙と呼ばれる火焔形の装飾が取り付けられている。相輪には47,000枚の金箔が使われて、太陽の光をうけて一段とその光彩が放たれている。

 

五 重 塔

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